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醤油に関する展示が満載、野田市郷土博物館。市民会館はコスプレの名所?

野田市郷土博物館ってどんな場所?

 

野田市の歴史や文化、そして野田市で盛んである醤油醸造に関する展示を行う博物館です。入館料は無料であり、同じ敷地内にある野田市市民会館と合わせて一つの施設として機能しています。

 

隣接する野田市市民会館は茂木佐平治(もぎ さへいじ)という醤油醸造家の邸宅を市民会館として利用している建物です。このことから市民会館の本当の名は旧茂木佐平治邸宅といいます。

 

市民会館のため文化的な利用が主になりますが、その風情ある佇まいからCMやロケ地としての人気を集めているようです。市民会館は国の登録文化財、前に広がる庭園は千葉県初の登録記念物に指定されるほど雰囲気のある場所です。なお、こちらの市民会館は無料で見学できます。

 

 

どちらも無料なんてすばらしい。


 

野田市郷土博物館・市民会館へのアクセス方法ですが、東武アーバンパークライン「野田市駅」から約700mです。1km未満とかなり近いようですね。

 

 

 

野田市郷土博物館に行こう

 

野田市駅です。元々は地上駅だったのですが、踏切を解消するために行われた連続立体交差事業に伴い高架化されました。まだ工事が続いているため駅舎は未完成です。画像右下の仮駅舎から駅構内に入ります。

 

 

駅周辺は野田市の中心地ですが、駅前は工場や倉庫が中心となります。市の中心駅の駅前にしてはちょっと寂しい雰囲気で、コンビニ一軒しかありません・・・・・。

 

 

業界No1のシェアを誇る大手醤油メーカーのキッコーマンが野田市駅周辺に本社と工場を構えています。これに伴って野田市駅には副駅名として「キッコーマン野田本社前」を名乗っています。

 

因みに本社は東京の新橋にもあるようです。我々が普段使用している醤油はここで作られ、全国に出回っているわけですね。

 

 

キッコーマンの次にシェアが多いのは千葉県銚子市に本社を構える「ヤマサ醤油」だよ。


 

 

野田市郷土博物館に向かいます。野田市駅の連続立体交差事業、及び駅周辺の土地区画整理事業が同時に行われているため工事現場だらけです。

 

 

この何もない土地に何ができるのでしょうか。せっかくの市の中心駅の駅前なのですから、それにふさわしいものにしてほしいですね。

 

 

工事はかなり長い期間続いているのか、チーバ君が色あせています・・・・・。雨にも負けず風にも負けず、工事現場を見守り続ける、野田市駅周辺の発展を願って。

 

 

案内板がありました。郷土博物館まで約0.3kmということは、もう着くでしょう。

 

 

工場と倉庫だらけの道を抜けていきます。休日なので稼働しておらず、閑散としています。人一人すら出会いません。

 

 

住宅街に出ました。この辺に郷土博物館があるはずなのですが。

 

 

周りとは違う壁の色・・・ここだろうか。出入口を探してみよう。

 

 

古風な雰囲気の門が。どうやらここが今回の目的地となる野田市郷土博物館・市民会館のようです。

 

 

門から中に入ると砂利の庭が広がっていた。郷土博物館と市民会館の二つの建物があるが、まずは郷土博物館に行ってみよう。

 

 

こちらが郷土博物館です。1階が企画展示、2階が常設展示となっています。野田市の歴史や文化についての展示が中心で、特に醤油醸造の資料が盛りだくさんです。

 

 

外にも展示物があります。こちらは醤油仕込みの桶の底板です。

 

杉の木でできており、板の継ぎ合せには竹串が用いられています。使い込むうちに醤油の油が染みて非常に強くなるそうです。

 

 

空気圧縮機。良い醤油を作るためには良い諸味を作る必要があり、その工程として諸味をかき混ぜる作業があります。昔は人力でかき混ぜていましたが、明治後半頃から蒸気を動力として圧縮空気を作り、その圧縮された空気の力で機械を動かしていました。現在は電気の力で圧縮空気を作るのが一般的のようです。

 

 

吊り石。この石は100kg前後あり、太い縄の端に固くしばって締木に吊るし、てこの原理を応用して醤油の諸味をしぼっていました。現在は油圧による圧搾機が使われています。

 

やっぱり昔の醤油づくりは人力が多かったんですね。それから技術が進歩して機械的なものが多くなり、作業の手間が減り効率があがっていったのでしょう。

 

 

次は郷土博物館の隣にある市民会館に行ってみましょう。靴を脱いで無料で上がることができます。

 

こちらの市民会館は元々、茂木佐平治(もぎ さへいじ)という江戸時代後期の醤油醸造家の邸宅で正式名称は「旧茂木佐平治邸」といいます。建築時代は大正13年頃、建築面積は約150坪、国登録有形文化財に指定されている由緒ある建物です。

 

茂木佐平治はキッコーマンの創業者の1人であり、野田にあるしょうゆ醸造家が合同で「野田醤油株式会社」を設立したのがルーツとされています。「キッコーマン」とは茂木家の醤油銘柄の商標である「亀甲萬」のことなのです。

 

 

ここはキッコーマンのルーツとなる場所だったのか。


 

 

靴を脱いで上がります。大正時代に建築されただけあって味があるな。

 

 

市民会館には多くの部屋があり、貸し出しを行っているようです。文化活動や会合はもちろん、風情ある佇まいを活かしてCMや映画撮影の撮影にも利用することができます。

 

これが、結構人いるんですよ。

 

自分が行ったときはコスプレして撮影している人が多かったです。あまりアニメとか詳しくないんですが、鬼滅の刃の宇髄天元(うずいてんげん)がいたな・・・・・。あと刀剣乱舞かな?

 

一瞬、2.5次元の世界に迷い込んだのかと思いました。

 

 

台所です。何というか、田舎の家を思い出させるような懐かしさがある・・・・・。

 

 

庭園にも無料で入ることができます。コチラも見てみましょう。

 

 

邸宅の前に広がる庭園は千葉県初となる国登録記念物です。芝生と言い、木々といい綺麗な庭!!和風なコスプレにうってつけの場所ですね。

 

 

博物館と市民会館とその庭園を見て回ったところでコチラを後にします。醤油の歴史について知り、コスプレというサブカルチャーの世界に浸ることができて満足です。

 

 

 

まとめ

 

野田市郷土博物館は野田市の歴史と醤油醸造に関する展示が豊富な博物館です。同一敷地内にある市民会館、旧茂木佐平治邸は見学はもちろん、部屋の貸し出しによる文化活動などの場を提供する場所となっています。また、国登録有形文化財に指定されるほどの歴史ある建造物です。

 

このような歴史ある場所でコスプレなど無秩序ではないか、と思う人もいるかもしれません。歴史のある場所というのは人に認知されないと時の流れとともに忘れ去られてしまいます。ですから人を集める何かしらの引き金が必要なのです。実際、市民会館ではコスプレを許可することにより、若い人の姿を多く見ることができました。

 

歴史に興味がなくたっていい、由緒ある場所を知ってもらうことが歴史を受け継ぐ上で一番大切なことでないのかと、そんな気がしました。

 

あとコスプレはサブ"カルチャー"なのでれっきとした文化活動ですよ!!

 

 

なんか偉そうに語ってすみません・・・。


 

 

 

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