九十九里浜(一宮町・いすみ市)探索記録。都心に近いサーファーの聖地。

九十九里浜ってどんな場所?

三方を海で囲まれた千葉県。西は東京湾、東と南は太平洋に面し長大な海岸線を有しています。その地形上、海水浴場が多く夏場になると都心から近いこともあり多くの海水浴客が集まります。

 

遠浅、透明度抜群、広大な砂浜、波質が良い、陸つながりの無人島にあるビーチ・・・・・地域によって多種多様な海水浴場があるのが特徴です。

 

そんな多くの海水浴場がひしめき合う中で、千葉県を代表するともいえる海岸、海水浴場が千葉県の東部にあります。

 

その名も「九十九里浜(くじゅうくりはま)」

 

 

この海岸は千葉県の東部にある旭市の刑部岬(ぎょうぶみさき)という場所から南部にあるいすみ市の太東岬(たいとうみさき)と呼ばれる場所まで、約66kmにも渡って続いています。太平洋に面する日本最大級の砂浜海岸として日本の白砂青松100選、日本の渚100選に選定されています。

 

 

66kmという広範囲にわたるため5市4町1村に所属。九十九里浜には多くの海水浴場のほか、ホテルやレジャー施設も立地します。少なからず温泉が湧き出ている場所もあるようです。

 

また波質が良いことで知られており、サーフィンの聖地としても人気を集めています。一宮町にある「釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)」は2020年東京オリンピックのサーフィン競技会場にも選ばれるほどです。

 

まさか千葉県の房総が選ばれるとは、すごいぞ一宮町!!


房総が輝く時が来た!!・・・・・といいたいところですがオリンピックは新型コロナウイルスの影響で延期となってしまいました。2021年にはコロナウイルスもおとなしくなることを願って、オリンピックを迎えたいものですね。

 

 

 

さて、少し話がずれてしまいましたが今回はこの九十九里浜がどのような場所なのか確かめに行きます。しかし九十九里浜は広大なので一度で全部見ることなど不可能です。なので今回は電車から近い場所にある一宮町といすみ市のあたりを歩いていきます。

 

九十九里浜は鉄道路線から離れた場所がほとんどなので電車で行くことはあまりお勧めしません。クルマで行くことを推奨します。

 

 

 

九十九里浜に行って、歩いてみよう

 

九十九里浜に最も近い駅、JR外房線の「東浪見(とらみ)駅」です。一宮町の南部に位置する駅でここから近い海水浴場は人気サーフスポットの釣ヶ崎海岸となり、当駅から徒歩約20分です。にしても「東浪見」ねぇ・・・・・難読駅ですね。

 

ちなみにこの辺りの外房線は電車の本数が1時間に1本ほどしかありません。あんまりいないと思いますが電車で来る際は時刻に注意しましょう。

 

時刻表の確認を忘れずに〜。


 

ホームは野山に隣接しており屋根がありません。降りた人も自分を含め3人ほどでした。

 

 

オリンピックの幕がある。まさかこんなローカル駅の近くにある海岸がオリンピックの会場に選ばれるとはねぇ。

 

 

東浪見駅の駅舎。券売機がなく切符の購入およびチャージができない。改札機は簡易Suica改札機。

 

 

釣ヶ崎海岸に向かって歩いていきます。駅周辺は閑静な住宅街です。

 

 

住宅街を抜け、国道128号線「房総横断道路」に出ました。車通りはそこそこのようです。

 

 

「いちのみや」と書かれた街灯。下にはオリンピックの幕が下がっている。

 

 

海岸近くのコンビニにはオリンピックグッズが販売されていた。ローカルな場所だが以外にも町中はオリンピックに染まっている。

 

 

国道から外れ海沿いへ。まだ朝8時な上、あまり天気がすぐれないようだが海岸にどれくらいの人がいるのだろうか。

 

 

釣ヶ崎海岸と書かれている。ここが人気サーフスポットおよびオリンピック会場だ。

 

 

朝8時、天気もイマイチだが駐車場には車がたくさん止まっている。地元のサーファーだろうか?

 

朝から賑わってるようですねぇ。


 

 

さっそく海を見てみたが、今日は霧も出ていたためいかんせん視界が悪い・・・・・。画像ではわかりにくいですがサーファーが十人ほどいました。

 

 

天気が悪いとどのような海岸か伝わりにくいため、天気が良いときの釣ヶ崎海岸の画像を用意しました。弧を描く海岸、たくさんのサーファー・・・・・これが本来の釣ヶ崎海岸の姿です。通称「志田下ポイント」として多くのサーファーに親しまれています。

 

 

数えきれないほどのサーファー。ここがサーファーの聖地だということを改めて知らせてくれます。それほどサーフィンに適した波がここにやってくる、ということなんですね。それにしても波の質が良いってどういうことなんだろう。自分はサーファーではないのでわかりませんが、波の形がいいのかな?

 

 

海岸ではオリンピック会場にふさわしいものとするため工事が行われている。今日は休日だったので工事はやっていない。海の家とかできるんですかね。

 

 

駐車場付近にはぽつんと鳥居が立っている。ここは「東浪見の鳥居」と呼ばれるフォトスポットとして人気を集めているのだ。鳥居だけあって、建物はない。海沿いにある鳥居ってなかなかいい雰囲気を出してますね、

 

 

日が暮れるとこんな感じになる。撮影がうまい人、いい機材を用意すればもっといい写真が撮れるはずです。釣ヶ崎海岸にお越しの際はこの鳥居にも注目ですね。

 

こういうのをエモいっていうのか?


 

 

次は釣ヶ崎海岸をいすみ市側に向かって歩いてみよう。釣ヶ崎海岸を南下するといすみ市の太東海水浴場にたどり着く。おそらく九十九里浜最南端の海水浴場だと思われる。

 

 

パラグライダーで空飛んでる・・・・・。空から見る九十九里浜とはどのようなものなのだろうか。

 

 

海岸沿いに咲いているのはユリの花かな?そうだったら5月〜8月ごろが見ごろらしい。

 

 

釣ヶ崎海岸から1kmほど南下。ここがいすみ市の太東海水浴場かな?

 

 

太東海水浴場・・・・・ではなく太東ビーチパークだった。名前が違うが場所は間違いない、海水浴場をかっこよくビーチパークに言い換えたのだろう。海水浴場の部分をビーチパークに変えた痕跡がある。

 

 

ここの駐車場にも車が多く止まっているのが確認できる。サーファーの利用客が大半を占めているようだった。

 

 

トイレやシャワー室の建物の外壁にはしゃれた絵が描いてある。つい最近描かれたもののようだった。

 

 

海を眺めたが、まだまだ霧が深い・・・・・こんな天気でも人がたくさんいるのだからすごいもんだ。

 

 

太東海水浴場には太東港が隣接している。堤防には釣りをしている人がいた。アジがよく釣れるらしい。

 

 

太東海水浴場は九十九里浜最南端の海水浴場。サーフポイントとして有名ですが、夏季の海水浴場シーズンは海水浴客のための遊泳区域も確保されるとのことなので、海水浴も安心して楽しむことができそうです。

 

海水浴シーズン中はサーフポイントと遊泳区域が分断されているのか。


 

 

お次は一宮町にある一宮海水浴場に行きます。先ほどの釣ヶ崎海岸の北にあるためしばらく歩きます。

 

 

海沿いばかり歩いてもかわり映えしなさそうなので道路沿いにルートを変えます。道路を海岸の間には海岸防風林があり、この林は海岸から風で運ばれてくる砂から道路や住居などを守る役割がある。塩害に強く薄い土壌でも育つ木がよく用いられるようだ。

 

 

道路に出ました。サーフボードを担いでいる人が途中で多く見受けられる。

 

 

サーファーが考えた波と暮らす家・・・・・ここ最近の一宮町は宅地開発が盛んな模様です。

 

サーフィン目的で移住する人が多いのはもちろんのこと、市の中心駅であるJR外房線の「上総一ノ宮(かずさいちのみや)駅」は快速に乗れば東京駅まで約1時間半、通勤快速に乗れば約1時間20分、特急に乗れば約1時間と都心へのアクセスが比較的良いことが挙げられています。そのため一宮町でサーフィンや豊かな自然を楽しみつつ、東京都心に通勤するというスタイルの人が多い模様です。しかも快速列車の発着駅なのでほぼ確実に座ることが可能です。

 

 

コチラが上総一ノ宮駅。電車の本数は都心部にかないませんが多くの列車が当駅発着であり、快速と特急は乗り換えすることなく東京駅まで行くことができます。田舎の駅でありながら利便性がなかなか良いのが魅力的のようです。

 

 

総武線と京葉線を利用する人は見たことある行き先の駅かもしれないね。


 

ちなみに駅から海岸までは2km程距離がある。

 

 

自動販売機がオリンピック仕様だ。この自動販売機の売り上げの一部はオリンピック実技競技団体のアスリート強化支援などに使用されるらしい。

 

 

海岸沿いは当然というべきか、サーフボードを取り扱うお店が多い。

 

 

歩くとしゃれた看板が次々に目に飛び込んでくる。千葉の房総とは思えぬおしゃれさ・・・・・。

 

 

海岸沿いにはカフェやレストランも多い。海なので海産物が多いかと思いきやラーメン、ハンバーガーといったファーストフード、とんかつなどバラエティ豊か。

 

 

田舎に移住してきてお店を開く、そういう人も多いんだろうなぁ。

 

 

海岸沿いは人通りも車どおりもそこそこ多く、活気が感じられる。サーフィン目的で移住してきたのか、若い人も多く見受けられる。一宮町が今後も少しずつサーフィンの町として栄えていく姿が頭に浮かぶようだった。

 

 

社員募集中、サーフィン部あり。会社でサーフィン部って珍しい・・・・・。まさしく海沿いならでは。

 

 

だいぶ道路を歩いた気がするので再び海岸に出てみよう。

 

 

ここは一宮海水浴場の駐車場。釣ヶ崎海岸、太東海水浴場と続きここも車がたくさん止まっている。

 

 

天気は悪いが霧が晴れ遠くまで見やすくなった。多くの人がサーフィン、海水浴を楽しんでいるようだった。

 

 

一宮音頭と書かれた碑を見つけたが、内容は読み取れそうになかった・・・・・。

 

 

九十九里浜は広い・・・・・7kmぐらい歩いたがこれだけ歩いても九十九里浜は約66kmある。今回見た景色は九十九里浜のほんの一部にしか過ぎない。改めて広さを実感する歩き旅でした。

 

まとめ

一宮町の九十九里浜はサーフィンが盛んで都心へのアクセスが比較的良好、移住地として人気を集めるエリアだということがわかりました。海岸沿いはおしゃれなお店が多く、町は宅地開発が進んでいます。全体的に活気があるように感じられました。

 

何よりも都心から近いサーフスポットということが大きな魅力です。一宮町に住んで都心へ通勤する人もいるぐらいですから。

 

 

都心から60〜70km圏内!!特急で東京駅から約1時間!!電車の席に座れる!!


今回歩いたのはあくまでも九十九里浜の南端である一宮町といすみ市、北のほうには50kmほど海岸が続いています。これだけ広く多くの市町村に面しているのですから場所によって九十九里浜は違う姿を見せることでしょう。機会があればほかの場所の探索を行っていきますので、ご期待ください。

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