印旛沼沿いの花の名所「佐倉ふるさと広場」。オランダ風車は日本に4基だけ!

 

千葉県北部には印旛沼(いんばぬま)という沼が存在する。印西市、佐倉市、成田市、八千代市、栄町の4市1町に位置する大きな沼だ。

 

戦後の干拓によって面積は小さくなり、2つの北印旛沼と西印旛沼に分かれてしまったがそれでも沼としては千葉県最大級で日本で一番の広さを誇り、その広さは東京ディズニーランドの約25倍に相当すると言われている。

 

日本一と聞くと聞こえはいいが、残念ながら印旛沼の知名度はそう高くはなく、湖畔も観光地化されているとは言い難い・・・。

 

とはいえこんなに広い沼の周辺に何もないわけがない。何か面白い場所があるはずだ。

 

 

 

何かないかと思って実際に調べてみたら、西印旛沼に「佐倉ふるさと広場」という場所があるのを見つけた。

 

 

風車が印象的なこの広場は西印旛沼、佐倉市にある。

 

調べた結果、この広場は季節によって様々な花が植えられて四季折々の姿を見せるらしい。シンボル的存在の風車もタダの風車ではないとか・・・?

 

いずれにせよ印旛沼湖畔の貴重な観光スポットだ。実際に行ってみよう。

 

 

 

12時 「うすい駅」から「佐倉ふるさと広場」を目指す


 

スタート地点は京成線「うすい駅」です。佐倉ふるさと広場は当駅と隣の「京成佐倉駅」の中間あたりにあります。

 

ここから広場まで徒歩約30分です。それでは行ってみましょう。

 

 

駅前に看板がある。印旛沼サンセットヒルズも気になるがまたの機会に。

 

 

線路沿いを伝って歩きます。静かな住宅街です。

 

 

徒歩約15分、眼前に見渡す限りの田んぼが広がる。個人的に佐倉市はこういう景色が多いような気がする。

 

 

いやーいいですね、この何もない開放感。

 

 

田んぼの向こうに見えるあの風車はもしかして・・・・・?

 

 

佐倉ふるさと広場の文字を確認しました。ここで間違いなさそうです。

 

 

売店やトイレなどを備えた施設「佐蘭花(さらんか)」。建物はオランダ風。

 

 

道路を挟んで向かい側に農産物直売所もある。

 

 

レンタサイクルが行われている。アニメ「弱虫ペダル」のキャラがいるのは佐倉市が舞台であるから。

 

特に「京成佐倉駅」周辺が聖地と言われている。

 

 

広場には西印旛沼の鹿島川が隣接する。観光船乗り場があるが訪問時直後は台風による影響がまだあったため、観光船は運休となっていた。

 

 

風車のあるコチラの広場がメイン。季節によってチューリップやヒマワリなどが植えられます。

 

訪問時は10月、秋はコスモスが植えられるようだ。

 

 

台風による影響はあったものの綺麗なコスモスの花を見ることができた。

 

 

約50万本を越えるコスモス畑の中を歩く。お金を払えば摘み取りができるようだ。

 

 

近くに京成線が走る。「うすい駅」~「京成佐倉駅」間のほぼ中央です。

 

 

広場のシンボルである風車は「リーフデ」。オランダ語で「友愛」という意味を持つ。

 

この風車は佐倉市市制施行40周年を記念し、佐倉ふるさと広場のランドマークとして1994年に建設されたもの。本体機構の大半をオランダで制作し、日本で組み立てた国内初の本格的な「水汲み用風車」である。高さは約15m。

 

ちなみに日本のオランダ風車は佐倉ふるさと広場の風車を含めた4ヶ所しかない、とても貴重なものです。

 

現在も毎日稼働しており風車守が常駐している。

 

 

風車の後ろを見てみよう。

 

電動モーターなどは使用しておらず、風の力だけで水車を回し水汲みの働きをし堀の水を循環させているようだ。

 

 

次は跳ね橋を渡って風車の中に入ってみよう。

 

 

風車の中には様々な展示がある。

 

 

佐倉市とオランダは深いつながりがある。

 

江戸時代末期、佐倉藩主の堀田正睦(ほったまさよし)は蘭学(らんがく)と呼ばれるオランダを通じて日本に入ってきたヨーロッパの学術、文化、技術に興味を抱いておりその影響で蘭学が盛んな土地柄だった。

 

蘭学を実践する医師、蘭方医(らんぽうい)の佐藤泰然(さとうたいぜん)を招き、現在の順天堂大学の基となる国内最初の私立蘭方医兼医学塾「佐倉順天堂」を開かせるなど、積極的にオランダの学問を取り入れた。

 

当時蘭学医学を学ぶなら西の長崎、東の佐倉と言われるほどだったのだ。

 

ちなみに佐倉ふるさと広場の風車「リーフデ」はオランダと友交のシンボルでもある。

 

 

風車には「風車言葉」というものが存在する。風車の羽が止まっている時のポジションによって意思疎通を行う。

 

十字型に止まっているときは小休止、×字型に止まっているときは大休止。

 

 

2階に上がることができるようだ。ただし土足禁止。

 

 

2Fにも色々な展示がある。隅々まで見て回ろう。

 

 

2階より上があるが関係者以外は立ち入り禁止。

 

 

最後にオランダで誕生した「ミッフィー」を見て終わりです。以上、佐倉ふるさと広場からでした。

 

 

ここでは綺麗な花畑、日本に4基しかないオランダ風車を見て、佐倉市とオランダとの繋がりを知ることができました。

 

花畑は春にはチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスと四季折々の姿を見せてくれるようです。ここで季節の移り変わりを感じてみるのも一興ではないでしょうか。

 

 

 

今回のルート


 

うすい駅(2.3km)→佐倉ふるさと広場

 

 

 

2019年10月28日|京成線:うすい