「佐和駅」~「常陸多賀駅」間歩き。南高野駅ってドコ?

 

オッス、ジョセフです。今回は常磐線「佐和駅」~「常陸多賀駅」間を歩いてみました。

 

茨城県の北側、いわゆる県北地域に位置する区間となります。首都圏といえどさすがに東京からは遠いかもしれません。

 

水戸市を中心とした地域であり山間部が多く農業が盛ん。日立市やひたちなか市近辺では工場が目立つローカル色の強い地域です。

 

今回はこの県北地域にある「佐和駅」~「常陸多賀駅」間で駅間歩きを行います。県庁所在地の水戸市に近く、県北地域の入口とも言えるこの区間ではどのような景色が見えるでしょうか。

 

 

 

7時10分 「佐和駅」から「東海駅」を目指す


 

茨城県ひたちなか市の「佐和(さわ)駅」です。常磐線の終着駅としてよく耳にする「勝田駅」の隣です。

 

電車の本数は1時間に2~3本ぐらいで、利用客もそこそこいるようだった。ラッシュ時には結構混雑するらしい。

 

まずは「東海駅」を目指して歩きます。

 

 

駅周辺は閑静な住宅街で団地が多いようだ。「佐和駅」の利用客が多いのもうなずける。

 

この辺に住んでいる人たちの主な通勤通学先はひたちなか市の「勝田駅」か日立市の「日立駅」、水戸市の「水戸駅」が主になるのだろうか。東京都心はここから普通列車で2時間はかかるのでさすがに少ないと思う。

 

 

公園の中をショートカット。滑り台が寂しげなのは気のせいだろうか・・・・。

 

 

ひたちなか市から東海村へ。そして「もみじ通り」に出た。

 

東海村は人口密度が高く、「村」から「町」になれる条件を満たしている。ちなみに茨城県内にある村は東海村と美浦(みほ)村の2ヶ所のみ。

 

 

もみじ通り沿いに船場稲荷神社(ふなばいなりじんじゃ)という場所があった。

 

ちなみにここは東海村観光協会が1991年に制定した「東海村十二景」のひとつ「稲荷社杉風(いなりしゃさんぷう)」。

 

「東海村十二景」とは東海村が発足35周年を迎えるのを記念とし、村内の景勝地を投票によって決めたものである。

 

 

近くに石碑がある。どれどれ・・・・・

 

老杉の木立は、こんもりと社殿を囲み、梢は風を鳴らしている。深々とした静寂感があたりを包み、神の啓示を待つかのようである。

 

なんだかカッコいい。

 

 

「稲荷神社」なので狛犬がキツネである。

 

 

再び「東海駅」に向かって歩く。下の真っ青な標識はなんやねん。

 

 

徒歩1時間10分で「東海駅」につきました。とても「村」の駅とは思えないほど大きく立派な駅舎です。

 

余談だが常磐線で唯一の村に位置する駅である。

 

 

行先に「仙台」の文字が!!茨城県で見られるとは思わなかった。

 

 

駅前に立派なマンション。さらにショッピングモールの「イオン東海」もあるようだ。

 

コンビニは駅の中に「ニューデイズ」がある。

 

 

 

8時50分 「東海駅」から「大甕駅」を目指す


 

つぎは日立市にある「大甕駅(おおみか)」に向かいます。大甕って読むの難しいですね・・・・。

 

大甕駅までは約8kmあり常磐線茨城県内では最も長い区間。長いけど頑張るか。

 

 

東海第2原発廃炉!!

 

東海村の太平洋側にはには原子力発電所が存在する。しかし2011年の東日本大震災により原子炉が自動的に停止。

 

高さ約5mの津波が押し寄せたが冷却用電源を複数備えていたことや防潮壁強化工事がうまくいったため福島第一原子力発電所のような重大事故は避けられた。

 

震災以降は2019年2月まで発電を休止。再稼働するようだが、福島第一原子力発電所の重大事故が発生したことが引き金となり、廃炉を求める声が上がっているようだ。

 

 

ちなみに東海村は日本で初めて原子力発電が始まった場所である。太平洋側は原子力に関する施設が集積する、日本の原子力産業の拠点となる場所なのだ。

 

 

久慈川(くじがわ)をこえて東海村から日立市へ入ります。

 

 

「南高野(みなみこうや)駅」って何線の駅?

 

「南高野駅」は2005年まで運行されていた「日立電鉄線」の駅。つまりもう存在しない駅だ。

 

日立電鉄線はJR水郡線「常陸太田(ひたちおおた)駅」から常磐線の「大甕(おおみか)駅」を経由し「鮎川(あゆかわ)駅」に向かう路線である。

 

廃線になった駅の名前が10年以上たった今でも残っているとは。なかなか面白いものを発見しました。

 

 

「大甕駅」に近づいてきた。広大な住宅街が眼前に広がる。

 

 

駅名は「大甕」だけど地名は「大みか」なのか。確かに漢字だと難しい。

 

 

大甕駅出入口。なんか工事が行われています。

 

 

1時間50分で「大甕駅」に到着です。現在大規模なリニューアル工事中で完成は2020年の3月になる見込みのようです。

 

 

綺麗な駅構内。未完成の出入口の階段にはプランターが置かれている。

 

 

西口は整備工事中で歩ける範囲が少ない。今後どのような駅前になるのだろうか。

 

 

改装前の大甕駅の駅舎。リニューアルが楽しみです。

 

 

 

10時50分 「大甕駅」から「常陸多賀駅」を目指す


 

最後は「常陸多賀(ひたちたが)駅」に行きます。国道6号線を歩く。

 

 

特に目立った場所はないがこの辺りはロードサイド型の店舗が多い。

 

 

国道6号線を外れ住宅街へ。「常陸多賀駅」は近い。

 

ちなみに茨城県の地名である「ひたち」は漢字で書くと「常陸」と「日立」の2種類がある。

 

「常陸」は現在の茨城県全般を示す地名で、「道がまっすぐに続く道」という意味を持つ「直道(ひたみち)」が由来とされている。

 

「日立」は茨城県北東部の一部の地域を示す地名であり、神峰山(かみねざん)に登った徳川光圀(とくがわみつくに)が「朝日の立ち上る様は領内随一」と称したことが由来である。

 

どちらも諸説あり。

 

 

徒歩1時間10分で「常陸多賀駅」に到着です。心なしか日立市にある駅は利用客が多い気がする。

 

 

ホームの乗降口に「651系4両編成4号車」と書かれているが・・・・。

 

「651系」って表記は全員にわかるのか?

 

 

鉄オタはともかく、こういう表記はあまりよろしくないかと・・・。

 

駅というのはいろんな人が利用する場所です。利用客の大半は鉄道に詳しい人ではなく、そうではない人が占めるハズ。

 

 

 

以上で常磐線「佐和駅」~「常陸多賀駅」間歩きは終わりです。この辺りは全体的に駅の利用客が多い気がしました。

 

日本初の原子力発電所がある東海村やかつて運行していた日立電鉄線の名残がある看板、リニューアル中の大甕駅。意外と面白いものを見ることができる道のりでした。

 

 

 

今回のルート


 

佐和駅(5.3km)→東海駅(8km)→大甕駅(5.3km)→常陸多賀駅

 

 

 

今回の費用


 

交通費(自宅~佐和駅)

1,694円

 

交通費(常陸多賀駅~自宅)

1,980円

 

コンビニで軽食

合計487円

 

自動販売機

合計310円

 

合計4,471円

 

 

 

2019年10月01日|常磐線:佐和, 大甕, 常陸多賀, 東海