常磐線駅巡りラッシュ(逢隈~山下)宮城と福島の境目辺り。

 

オッス、ジョセフです。今回は常磐線「逢隈駅」~「山下駅」の4駅を歩く道のりになります。

 

この辺りは宮城県と福島県のだいたい境目。電車の本数は1時間に1~2本ほどしかない、かなりローカルな区間です。

 

ちなみに今回行く駅の中で2011年3月の東日本大震災の被害を受けてしまった駅が存在します。震災の被害に焦点を当てつつ、駅巡りを行って今現在はどうなっているのか・・・・・を出来る限りお伝えしていきます。

 

 

 

 

12時45分 「逢隈駅」から「亘理駅」を目指す


 

千葉県からはるばる宮城県にやってきました。スタート地点の「逢隈(おおくま)駅」です。

 

読み方の難しいこの駅は駅舎のない無人駅。とても小さな駅ですが降りる人は十人ぐらいいました。

 

まずは「亘理駅」に向かって歩いていくことにします。

 

 

幸いにもこの辺は被害がなかった模様。森や畑の多いのどかな道を歩いていきます。

 

 

国道6号線「陸前浜街道」に出た。

 

国道6号線は東京から宮城県を結ぶ約400kmの果てしない国道です。福島県に入ると一部原発による帰還困難区域が指定されていますが自動車なら通行が可能です。

 

 

なんかお城が見えてきました。一種の観光地だろうか?ちょっと立ち寄ってみよう。

 

 

なんとも立派な日本のお城・・・・・何城っていうんだろう?

 

実はコレ、お城ではなく「亘理(わたり)駅」です。

 

お城に見えるのは天守閣風の「悠里館」という資料館や図書館などを備えた建物。これは駅ではないのです。

 

 

つまりこういうこと。おわかりいただけただろうか?

 

駅は悠里館の手前にある小さな建物。雰囲気を合わせるために駅舎がお城風になっているから一つの建物に見えてしまうんですね。

 

ちなみに駅の東西は連絡通路で移動ができます。

 

 

当駅から南は震災の津波を大きく受けたと言われており震災後、2年もの間仙台側からの終点となっていました。その間は当駅で列車は折り返し運転を行っていたようです。

 

 

 

 

13時40分 「亘理駅」から「浜吉田駅」を目指す


 

次は「浜吉田駅」です。「亘理駅」~「相馬駅」間は津波による被害が特に大きかった区間となります。

 

ずいぶんと更地が多いのはその影響なのだろうか・・・・・。

 

 

通り過ぎていく列車。この辺りの常磐線は単線、2両編成、半自動ドア。千葉県民の僕からは同じ常磐線と思えないぐらい違う。

 

 

この辺りを歩いている人はほぼ見かけない。いるとしたらランニングをしている人ぐらいだ。

 

 

徒歩約1時間で「浜吉田駅」に到着です。ここまで津波は到達したみたいですが、駅舎は流されず無事に残ったようです。

 

 

 

14時40分 「浜吉田駅」から「山下駅」を目指す


 

最後に「山下駅」に向かいます。

 

この辺り「山元町」と「亘理町」は東北一のイチゴの産地といわれるほど栽培が盛ん。線路沿いにイチゴのビニールハウスを多く見かけました。

 

 

途中から常磐線の線路が津波対策のため新しく建設され、高架になります。さらに1km程内陸部に移設されたようです。

 

 

駅周辺にたどり着きました。道路や新しい建物が並ぶ新興住宅地です。スーパーや銀行、コインランドリーなどがあり山元町が新たな一歩を踏み出す姿勢が感じられる場所になっています。

 

 

そして「山下駅」でゴールです。当駅は津波による浸水被害を受け、地上駅から高架駅へと新しく建て直されました。

 

 

綺麗な駅構内。冷暖房完備の待合室やエレベーターが設けられ、現代的な駅へと生まれ変わりました。

 

 

 

これにて「逢隈駅」~「山下駅」間歩きはおしまいです。

 

最後に行った「山下駅」周辺を見て復興が着々と進んでいる様子を見ることができました。あの新興住宅地には今後学校や商業施設などができていくそうです。

 

さらに常磐線が高架になり内陸部に移設されるという、ただ復興するのではなく「新しく生まれ変わる」復興をしていると実感ができました。

 

 

 

今回のルート


 

逢隈駅(3.6km)→亘理駅(5.4km)→浜吉田駅(4.8km)→山下駅

 

 

 

2019年01月07日|常磐線:亘理, 山下, 浜吉田, 逢隈